(ベルリンの建築)現在でも体感できる東西分断時代の建築(西ベルリン編)

戦後ドイツは戦勝国によって国土を二分され、約半世紀に渡り東西冷戦の最前線としてお互いにそれぞれの政治的イデオロギーを対立させてきました。前の回では、共産主義体制がつくり出してきた東ベルリンの建築や都市景観を紹介してきましたので、今回は、アメリカ・イギリス・フランスといった資本主義体制下にあった西ベルリンで形づくられてきたそうしたものを見ていきましょう。 1957年、西ベルリンのハンザ地区において戦後の街の復興シンボルという意味合いで国際建築展が行われました。そこには、コルビュジエ、グロピウス、アアルト、ニーマイヤーといった世界中の名立たる建築家たちが参加し、近代的な集合住宅が国際コンペという形によって建てられていきました。この建築展は、丁度同じ頃に建設されていた前回紹介の東ベルリンのスターリン通りの計画と対立的な関係もあり、西側と東側がお互いにそれぞれの体制の優位性を張り合うような状況にもありました。このハンザ地区における集合住宅群は、明らかにスターリン通りの建築群とは違い、建物が緑地を挟んで十分な距離感を持って配置されていると同時に、1つ1つが人間スケールに適した大きさであり、また教会や図書館といった住民の生活の質も含めた都市構成となっています。 ベルリンの壁崩壊後に大規模に再開発されたポツダム広場はご存知の方も多いと思いますが、東西分断時代にはそのすぐ西側に位置する地区に文化広場(Kulturforum)が計画され、ここでミース・ファン・デル・ローエによって「新ナショナルギャラリー」、ハンス・シャロウンによって「ベルリン・フィルハーモニー」と「ベルリン国立図書館」が次々と建

(ドイツのグルメ)1930年から続く名店で、ベルリン名物カリーヴルストを食べる!

ドイツ、特にベルリンに来たら一度は食べて欲しいものが、カリーヴルストです。カリーヴルストとは、焼いたソーセージ(ドイツ語で「ヴルスト」)の上に特製ケチャップソースをかけて、カレー粉をまぶしただけなのですが、小腹が空いた時やビールのお供にぴったりです。 ベルリンのどこで、誰がこの名物料理を発見したかは諸説ありますが、美味しいカリーヴルストを食べれるお店がベルリンにはいくつかあります。 今回はベルリン観光の中心地、Alexanderplatz駅から地下鉄(U2、PANKOW行き)で3駅、Eberswalder Straßeを降りてすぐのKONNOPKE’S IMBISSを紹介します。Eberswalder Straße駅の出口は2箇所ありますが、Alexanderplatzから電車を乗る場合は、進行方向後ろ側の出口から階段を降り、出口前方の高架下にこのお店はあります。 ここは1930年から続く有名なお店で、1960年に当時の東ドイツで一番最初のカリーヴルストを独自のレシピで販売し、それ以来カルト的な人気があるのだとか。 週末や夕方には長蛇の列ができますが、平日の16時頃に行ったのでお客さんは2~3組くらいで、カリーヴルストのメニュー小(ソーセージ1本に、フライドポテト付き、4ユーロ)を頼んだら2分くらいで出来上がりました。外の皮がこんがり焼けたソーセージに、濃厚なケチャップソースと、香りの広がるカレー粉がなんとも合います。 ちなみにカリーヴルストのメニュー大は5ユーロで、このお店では他にもオリジナルのポテトサラダや、ビーガンやベジタリアンの人向けのカリーヴルストも食べられます。 (

(ベルリンの建築)現在でも体感できる東西分断時代の建築(東ベルリン編)

東西ドイツが統一されてから早くも30年が経とうとしています。第二次世界大戦からおよそ半世紀に及ぶ東西分断は、国土や人々、さらには文化をも二分しましたが、東西統一後は時間とともに当時の気配は薄れてきました。しかし、街がそのまま2つに分断されたベルリンでは、当初から色々な形でそれぞれの政治的な主張が行われ、建築・都市においてもそれは同様で、そうした一面は現在でもうかがい知ることができます。今回は、「東ベルリン編」と「西ベルリン編」の2回に分けて、今でも体感することができる東西分断時代の建築・都市について紹介していきたいと思います。 第二次世界大戦以前から「スターリン様式」と言われる1つの建築様式の建物が社会主義体制下にあったソビエト連邦、そして後には東ヨーロッパの国々で建てられていました。その様式というのは、共産主義が理想の社会秩序であることを称えるという考えの下、左右対称を基本としながらスケールの大きさ、繰り返しのデザインなどが特徴として見られます。戦争によって街の大部分が被害を受けたベルリンでも、東側ではこのスターリン様式を基本に復興が計画されていきました。その内、現在でも残っている代表的なものが「カール・マルクス通り(Karl-Marx-Allee)」にある建築群です。当時はそのまま「スターリン通り(Stalinallee)」と呼ばれていました。ここでも、通りの両側に建つ建物の対称性や100m以上もある通りの幅といったスケールの大きさなどによって、社会主義体制の威厳さを国内外に知らしめる狙いがあったようです。 ベルリンの街のシンボルと言えば、高さ368mのテレビ塔を思い浮かべ

リッタースポーツ・チョコレートの専門店、カラフルチョコワールド・ベルリン

ドイツのチョコレートといえば、リッタースポーツ。 ドイツではどのスーパーに行っても、様々なフレーバーのリッタースポーツ・チョコレートが売られています。そして、そのリッタースポーツのオリジナルショップがベルリンの中心地にあります。 「カラフルチョコワールド(BUNTE SCHOKOWELT)」と大きく書かれた建物の中に入ると、チョコレートのいい香りしてきます。 このショップでは、自分の好みのフレーバーをミックスして、オリジナルのリッタースポーツ・チョコレートが作れる「MY CHOCOLATE CREATION」という、特別なサービスが楽しめます。 ミックスできるフレーバーは、「Smarties」という少し酸っぱいお菓子や、カカオニブ(カカオ豆をくだいてフレーク状にしたもの)、フルーツグミなど珍しいものもあり、普段お店には売っていないオーダーメードのチョコが作れて、お菓子好きの人にプレゼントしても喜ばれそうです! この「MY CHOCOLATE CREATION」というサービスは、オーダーしてから仕上がるまで30分かかりますが、週末はオーダーするまでにも行列ができているので、平日に行くのがお勧めです。 プライス: 3,90 € / 100g 1枚 7,90 € / 250g 1枚 そしてこのショップでは、普段日本では買えない季節限定フレーバーのチョコや、お土産でみんなに配るのにぴったりのミニサイズ、お徳用パック、そしてリッタースポーツのファンにはたまらないであろうオリジナルグッズもあります。 さらにショップの2階の展示コーナーを抜けるとカフェがあり、リッタースポーツ・チョコレートに