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November 30, 2019

ヨーロッパにおける街の庁舎を見学してみると、それらの建築から街の歴史や在り方を見てとることができます。ドイツ北部最大の都市ハンブルクの市庁舎は、まさにその典型と言っていいでしょう。また、その建設の歴史を見てみると、さらにハンブルクの街についての理解を深めることができます。そこで今回は、このハンブルク市庁舎の建築について、その建物竣工までの歴史や見所などについて紹介していきたいと思います。

現在のハンブルク市庁舎が完成したのは1897年ですが、その建設計画はすでに半世紀以上も前から始まっていました。新庁舎建設のそもそものきっかけとなった...

November 12, 2019

北ドイツ最大の都市であるハンブルクは、エルベ川の河口から100㎞入った場所にある港湾都市として、かつて貿易・商業を通じて大きな発展を果たしました。その歴史というのは、街の至るところに見られますが、その中で最も重要なのが、ドイツ語でシュパイヒャーシュタット(Speicherstadt)と言われる倉庫街です。この地区は、2015年に「ハンブルクの倉庫街とチリハウスを含む商館街」としてユネスコ世界遺産にも登録されました。現在は、昔の街並みを維持しながら、オフィスや文化施設などが集まる魅力的な地区へと生まれ変わっています。このシュパイヒャー...

October 20, 2019

かつて貿易・商業を通して街が発展してきたハンブルクには、それを感じとれるような建造物や地区が今も残されており、観光名所ともなっています。その中で、今回紹介したいのが「チリハウス」という建物です。1924年に完成したチリハウスは、当時の貿易による街の繁栄を象徴するとともに、ル・コルビュジェやワルター・グロピウスたちによる1920年代のモダニズム建築の潮流とは異なる、表現主義建築の傑作の1つでもあります。そうしたチリハウスの成り立ちや建物について詳しく見ていきましょう。

チリハウスは、1922年に着工し、1924年に竣工したわけですが、そ...

September 14, 2019

今やハンブルクと言えばエルプフィルハーモニーというほど、この建築は街の新名所として馴染んできました。2017年に完成したハンブルクの新たな音楽堂は、東京にあるプラダブティック青山店を手掛けた建築家としても有名なスイスのヘルツォーク&ド・ムーロン設計の建物です。オーケストラの本場であるドイツでは、ハウス・シャロウン設計のベルリン・フィルハーモニーやゴットフリート・ゼンパー設計のゼンパー・オーパーなど、各地に有名建築家による音楽堂が建てられており、そこで演奏される音楽だけでなく、演奏が行われる建築も非常に魅力的なものが多くあります。今回...

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