2020年ベルリン国際映画祭
ベルリンでは多くのイベントが開催されます。その中でも世界的に知られているのは、ベルリン国際映画祭かもしれません。カンヌ国際映画祭やヴェネツィア国際映画祭と並んで世界三大映画祭と知られており、様々な映画が映画祭のなかで上映されます。また監督や俳優などが映画の上映に合わせて会場で行われる舞台挨拶が行われるなど、映画ファンにはたまらないイベントとなっています。今年の映画祭は節目となる70回目となる記念のもの。今回はそんな映画祭について簡単に紹介したいと思います。
映画祭の情報
2020年の映画祭の日程は2月20日から3月1日までの11日間。主要な作品はベルリン中心部にあるBerlinale Palastで上映されますが、多くの映画が上映されるため、ベルリン市内の20ヶ所以上の映画館などが上映会場となります。ベルリン国際映画祭と言えば、日本の「千と千尋の神隠し」が金熊賞の受賞で話題となりましたが、それは注目の集まるコンペティション部門での受賞であるため。このようにニュースで話題となるのはコンペティション部門がほとんどです。ですが、他にも実験映画などを対象としたフォーラム部門や、多くのドキュメンタリー映画が上映されるパノラマ部門など多くの部門が用意されており、様々な種類の多数の映画が期間中に上映されるのです。
映画祭の魅力
映画祭の魅力は先に紹介したように多くの部門があるため、そこで上映される様々な映画と出会うことができます。それだけでなく大規模な映画祭ならではの魅力も体験できます。それは俳優や監督による舞台挨拶。多くの注目が集まるコンペティション部門では、有名俳優が舞台挨拶に登場するなど、普段では近付けない有名俳優を身近に感じることができるでしょう。また会場内に入らなくても、会場前のレッドカーペットの横で会場入りする俳優に話しかけたり、サインをお願いする光景も見られます。これはベルリン映画祭では良く見かけるもの。映画だけでなく俳優や有名人を身近に感じられるのも、映画祭の魅力と言って良いかもしれません。
映画を思う存分に楽しもう
2020年の映画祭では、残念ながら日本の映画はコンペティション部門にエントリーされていません。そのため日本からのコンペティション部門での金熊賞での受賞は望めません。ですが、世界各国からの実力ある映画が集まってきています。また一般的なスタイルの映画だけでなく、映画館では見かけることができないような映画に出会えることもあるでしょう。ぜひ映画祭の期間中にベルリンを訪れて、映画を思う存分に楽しんでみてはどうでしょうか。
2020年ベルリン国際映画祭 Berlinale
開催期間: 2020年2月20日-3月1日
会場: Berlinale Palast など
Marlene-Dietrich-Platz 1, 10785 Berlin
Web-Page: https://www.berlinale.de/en/home.html
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