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K.H.

緑の丸天井、アルテ・マイスター絵画館の開館状況

ドイツ東部で観光客に最も人気のある都市の一つであるドレスデン。第二次世界大戦で街の中心部は破壊されてしまいましたが、歴史ある建物は補修されたり復元され、古都の雰囲気を今もなお楽しむことができます。また、そんな街には多くの博物館や美術館があり、世界中から多くの旅行客が訪れる場所となっています。中でも特に人気のあるのがレジテンス城にある「緑の丸天井」と、ツヴィンガー宮殿にある「アルテ・マイスター絵画館」です。2020年に発生したコロナウイルスで共に臨時休館となっていましたが、2020年5月30日より「緑の丸天井」が、2020年5月5日より「アルテ・マイスター絵画館」が再オープンしています。


「緑の丸天井」はアウグスト強王のコレクションを集めた宝飾品や工芸作品を集めたコレクションルームのことです。コレクションだけでなく、それを見せる空間も様々な装飾によって飾られているため、空間全体が一つの作品のようになっていると言えるかもしれません。残念ながら、2019年に11月にコレクションの盗難によって、コレクションの一部である歴史的な緑の丸天井(Historisches Grünes Gewölbe)の展示室は非公開となっていましたが、今回の再オープンに合わせて「緑の丸天井」全体が再び公開されることになります。


「アルテ・マイスター絵画館」では、主に15世期から18世紀までの西洋絵画がコレクションされています。その目玉となるのは、ラファエロの「システィーナの聖母」、そしてフェルメール の「窓辺で手紙を読む女」です。それ以外にも、ティツィアーノ、ルーベンス、ジョルジョーネなど西洋絵画の巨匠の作品が収蔵されており、ドレスデンを訪れるのであれば、見逃すことができない重要な美術館となっています。


「緑の丸天井」及び、「アルテ・マイスター絵画館」の訪問に際しては、鼻や口を覆うマスクを持参の上、装着する必要があります。共にオンラインでチケットを購入することができます。またコロナウイルスの感染を防ぐために、来場者の距離を保つために、来場者数の制限が行われており、展示の一部変更が行われている場合もあります。


緑の丸天井 / Grünes Gewölbe

Residenzschloss

Taschenberg 2, 01067 Dresden


アルテ・マイスター絵画館 / Gemäldegalerie Alte Meister

Zwinger

Theaterplatz 1, 01067 Dresden



Berlin Easy Stay で紹介しているコロナウイルスの最新情報は下記より確認できます。

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