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ベルリンの壁跡地に植えられた桜並木


昨年2014年はベルリンの壁が崩壊してから25年目の記念の年でした。その機会に行われたのは「光の境界」と呼ばれるイベント。ベルリンの壁があった場所に明かり入りのバルーンが並べられました。そして光の壁は街が東西に分かれていたことを思い出させてくれたのです。このような壁を美しく蘇らせるものは他にもあります。それはベルリンの壁跡地にある桜並木です。

ベルリンの壁は街の至るところにあったのですが、東西ドイツの統一と共に多くが撤去されました。今ではほとんど残されていないため、どこにあったか全くわからないほど。そんな壁跡地に植えられたのが桜でした。そして春には桜の花がピンク色の壁となって、美しい花で人々を楽しませ、壁があったことを気付かせてくれるのです。

このような桜並木は日本と深い繋がりがあります。桜を壁跡地に植えることを始めたのは日本のテレビ局。日本で大規模なキャンペーンが行われて多くの募金が集まったそうです。そして募金を元にして約9000本の桜が市内各所に植えられたのでした。中でも有名なのはベルリンと隣接する町テルトーとの境界に植えられた約1100本の桜です。

テルトーの桜並木が有名なのは、春に桜並木を会場にした「日本の桜祭り」が開催されるため。そんなお祭りが今年も開催されました。桜が満開となる時期とお祭りの開催日は重なることが少ないのですが、今年は時期を合わせたかのように満開でした。そんなこともあって、いつもは閑静な街の境界も、当日は多くの人で賑わっていました。

桜並木は歩いてみると、桜の花が実際に壁のように見えます。街の一部に残されたベルリンの壁というと、コンクリートの無機質なものばかり。それは冷たく物悲しい印象を感じさせます。ですが、ここにあるピンク色の壁はそれを感じさせることはありません。それは街を引き裂くのではなく街を美しく彩ります。そんなベルリンの桜並木を訪れてみてはどうでしょうか。きっと日本とドイツの繋がりを感じることができると思います。

●桜並木 (Steglitz-Zehlendorf / Teltow) アドレス: Am Anger , 14513 Teltow 一帯 最寄り駅: Lichterfelde-Süd駅 (S25) ホームページ(桜キャンペーンについてのドイツ語の情報) :http://www.stadtentwicklung.berlin.de/umwelt/stadtgruen/stadtbaeume/de/sakura/ ホームページ(日本の桜祭り、花見についてのドイツ語の情報) :http://www.teltow.de/veranstaltung/kirschbluetenfest.html ●ガイドやチケットの手配などを行っています。詳細などについては是非一度お気軽にご相談下さい。様々なご要望にお応えできると思います。 Berlin Easy stay MAIL:info@berlineasystay.com TEL:0049 30 8574 3927 電話受付時間(ドイツ平日) 9:00~13:00(日本時間16:00~20:00)

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