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シュロスモーリッツブルクで美しい風景を楽しむ


前回のブログに書いたようにドレスデンの郊外にはシュロスモーリッツブルクと呼ばれるお城があります。お城への移動手段の一つはSL。ドレスデンの中心部から少し距離がありますが、SLが運行しており、楽しみながら訪れることができます。所用時間は30分ほど。しばらく車窓を楽しんでいると、のどかな雰囲気の漂う駅に到着します。

最寄駅モーリッツブルクは郊外にある牧歌的な雰囲気の場所。城はそこから歩いて20分ほどのところにあります。お城までの移動で楽しめるのは片田舎の風景。道路沿いに並ぶ家の合間から見えるのは平原や湖。そんな風景を楽しんでいると、やがて大きな湖が見えてきます。その湖に浮かぶように建てられているのがシュロスモーリッツブルクです。

湖には島が浮かんでおり、そこへ渡るために一本道が伸びています。城は島一杯に広がるように建てられているため、湖岸から眺めると湖に浮かんでいるように見えるでしょう。今回は風があったため見ることはできませんでしたが、湖に城の姿が鏡面のように写し出されるそうです。このような城の姿は湖の風景と組み合わさり、美しい印象を与えてくれます。

城はそもそも16世紀に狩猟用に建てられたもの。18世紀に入って、マイセンで白磁の生産に成功したアウグスト2世により城は改築されて、現在の姿になっています。そんな城は狩猟用の建物だけでなく、当時の王侯貴族の権力の象徴と言えるでしょう。中にはバロック建築の派手な空間が広がっています。建物内を埋め尽くすのは中国や日本からの磁器、そしてマイセンの白磁など。こうした豪華な所蔵品は展示で見ることができるようになっています。

そんなお城で最も有名なのは装飾品として残された狩猟の成果。吹き抜けとなった広々とした食堂には仕留められた獲物である鹿の角が展示されています。部屋の壁を覆うように飾られた鹿の角のコレクションは圧巻。それは小さなものでなくとても大きなもなのばかりなので、その数だけでなく大きさにも驚かされるでしょう。そして当時の王侯貴族の豪華な生活を垣間見ることができるかもしれません。

ドレスデンで思い浮かべるのは、中心部にある美術館やオペラハウスかもしれません。ですが郊外に出ると、美しい風景や豪華な建築を楽しめるシュロスモーリッツブルクがあります。それは城ばかりでなく、SLでの移動も楽しむことができます。もしドレスデンで観光を満喫したいのであれしたいのであれば、ぜひシュロスモーリッツブルクを訪れてみてはどうでしょうか。 ●シュロスモーリッツブルク(Schloss Moritzburg) 入場料:7ユーロ 開館時間:10:00~17:30(3月1日~11月1日、6月1、2日を除く) 10:00~16:30(冬期、月曜日休館) ホームページ: http://www.schloss-moritzburg.de/de/startseite/ ●ガイドやチケットの手配などを行っています。詳細などについては是非一度お気軽にご相談下さい。様々なご要望にお応えできると思います。