Märkisches Museumはシュプレー川そばにあるベルリンの文化と歴史の博物館です。
建造されたのはなんと1899年。
ドイツ北部の建築様式に敬意を表したウィルヘルミア歴史様式の建物です。
5/21(日)に「Tag der offenen Tür & Eröffnung der Probe Räume 」と称した入場無料dayが開催されたので行ってきました!
常設展の他に現在、1937年以降の近代ドイツを紹介するエキシビジョンが行われています。
パリと並ぶ花の都だった戦前のベルリンの街をモノクロフィルムでトラムの運転席やバスから撮影した貴重な映像や、当時のメディア、エンターテインメント、ナチスの台頭まで詳しく紹介されています。
この博物館は本当に幅広い分野が網羅されており、じっくり見たら半日かかってしまいそうな内容の濃さです。
こちらの真っ赤な部屋は音楽と芸術についての展示。
こちらは中世の鎧や武器などが展示されています。
空間ごと中世にタイムスリップしたかのようで独特の雰囲気が漂っています。
打って変わってこちらは文房具の歴史を紹介するコーナー!
上部にずらりと並んでいるのは羽根ペンから現代の筆記具への変遷。羽根ペンと一口に言っても様々な種類の鳥の羽根が試されていたようです。
個人的に一番ツボな展示でした!
内部はとても広く複数の建物で構成されています。
ファンタジーなRPGの世界観そのもの…。
展示以外だけでなく空間の迫力や様式美など、建物そのものを楽しむことができます。
中庭ではクラシックコンサートやトークショーなどが行われていました。
蔦が絡んだ壁がとてもいい雰囲気。
こちらの博物館はシュプレー川のほとりに立ち、観光船の船着場も目の前です。
船を足としてベルリンの観光地をまわるプランにもぴったりですよ。
狙い目は毎月第一水曜日。
なんと入場無料です!
Märkishes Museum
住所:Am Köllnischen Park 5, 10179
時間:火ー日 10-18時(月曜定休)
入場料:大人6€ 18歳以下無料 毎月第一水曜日無料
最寄り駅:U2 Märkisches Museum / S Jannowitzbrücke
●ガイドやチケットの手配などを行っています。詳細などについては是非一度お気軽にご相談下さい。様々なご要望にお応えできると思います。