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  • A.S.

旧東ドイツ時代の味を堪能できるレストラン「Volkskammer」


オスタルギーという言葉をご存知でしょうか。

東ドイツ時代、そしてその時代の事物へのノスタルジー的感情のことを指すのですが、その東ドイツ時代の料理を楽しめるレストランがベルリンのフリードリヒスハインにあります。

その名も「Volkskammer*」。

(* 現代風ドイツ語で直訳すると「民衆の部屋」という意味ですが、かつての東ドイツの立法府のことを「Volkskammer」と呼んだらしいのでレストランの名前はそれに由来するのかもしれません)

店内に足を踏み入れると、他のドイツのレストランとは雰囲気が異なり、その雰囲気は筆者がかつてある旧共産主義国を旅行した時を思い起こさせるものでした。

ここでは他のドイツ料理屋では見なかったものがたくさん食べられます。

ソリャンカという名前の酸っぱいスープ

東ベルリン産まれの友人とそのレストランに行ったのですが、味付けは当時とまったく同じで凄く懐かしいとのこと。料理の味を楽しむというよりも、その雰囲気や体験を楽しむと行った感じのレストランなので、ベルリンで1箇所だけ行くレストランとしては正直お勧めできませんが、数日ベルリンに滞在する際には味覚を通して東ドイツ時代を体験してみてはいかがでしょうか。

定番のものとは違い、豚肉のソーセージで作られたイェーガーシュニッツェル

●Restaurant Volkskammer

住所: Str. der Pariser Kommune 18b, 10243 Berlin

営業時間: 11:00~22:00 / 月-日(クリスマスシーズンなどの連休シーズンは事前にご確認ください)

最寄り駅: Sバーン Ostbahnhof駅 (U2)

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