K.H.
2020年2月28日2 分
最終更新: 2020年5月29日
世界各地で感染者が出ているコロナ・ウイルス。ヨーロッパではイタリアのミラノを中心に感染者が出ており、イタリア北部では大規模なイベントが延期になったり、美術館などの文化施設が臨時休館になっています。ここドイツでは、2月28日現在、ノルトライン・ヴェストファーレン州やバーデン・ヴュルテンベルク州でそれぞれ10名から20名ほどの感染者が出ています。今のところドイツで主要な文化施設が臨時休館となるニュースは報じられておりません。
ただしコロナ・ウイルスの影響により、初めて大きなイベントが中止となりました。それはベルリンで開催される世界最大の旅行のメッセITBです。ITBではドイツ国内の都市がその文化を紹介するだけでなく、世界各国の国々が自国を紹介するイベントになります。その規模は大きく、世界180ヶ国から1万を超える団体が参加し、16万人もの来場者があるそうです。今回コロナ・ウイルスの流行により、感染の可能性がある国々からの参加者もあり、多くの人々が訪れるイベントになるため、2020年のITBの開催は中止となりました。
現在のところITB以外に大規模なイベントの中止や延期のニュースは報じられておりません。ですが、今後ドイツでも感染者が増える可能性があり、それによってイベントの開催や文化施設の開館などに影響が出ることが予想されます。ドイツを旅行、また視察で訪れる際には、ドイツのニュースなどを確認することをお勧めします。
Berlin Easy Stayでは現地スタッフが最新の情報を確認しています。今後もコロナ・ウイルスの影響についてお伝えいたいします。
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