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K.H.

2020年のシュパンダウのクリスマスマーケットはシュパンダウ要塞で開催に(ベルリンのクリスマスマーケット)

更新日:2020年11月30日

シュパンダウ要塞で開催が予定されていたクリスマスマーケットは、2020年11月中旬に開催中止が決定されました。


ドイツと言えば、クリスマスマーケットを思い浮かべる人が少なくないでしょう。そんなクリスマスマーケットですが、2020年は例年通りに開催することは難しいようです。コロナウイルスの流行のため、日本からも多くの人が訪れるオクトーバーフェストや、ベルリンマラソンなどの大規模なイベントが中止となりました。このような状況のなかで、多くの来場者が見込まれるクリスマスマーケットの中止や、開催会場の変更などのニュースが入っています。ベルリンでは、人気のクリスマーケットの一つであるシュパンダウのクリスマスマーケットの会場の変更が発表されています。


(開催内容は2020年8月25日に確認した内容です。コロナウイルス流行の状況によっては、変更や中止の可能性もあります。会場を訪れる際は事前に公式ページを確認してください)



シュパンダウのクリスマスマーケット


シュパンダウのクリスマスマーケットが開催されるのは、ベルリンの西側にあるエリア、シュパンダウ地区。シュパンダウは元々は一つの都市として発展し、後にベルリンに統合された歴史ある場所です。そんな場所で開催されるクリスマスマーケットですが、大通りや広場で開催される大規模なもの。世界的に知られているわけではありませんが、規模から言ってもベルリンを代表するクリスマスマーケットの一つと言えるでしょう。


2020年のシュパンダウのクリスマスマーケットの会場


このようなクリスマスマーケットですが、2020年は会場を変更して開催することになりました。会場となるのはシュパンダウ要塞(Zitadelle Spandau)です。川に浮かぶ島に築かれた要塞で、ルネサンス様式の要塞建築が今に残されています。このような要塞は博物館として利用されていますが、要塞の広場では屋外コンサートや大規模なイベントの会場としても活用されています。今回会場として利用される理由は、川に囲まれ要塞への入り口が限られているため、クリスマスマーケットの入場者を抑えて対人距離を保つ措置のようです。


2020年のシュパンダウのクリスマスマーケットの魅力とは?


例年は大通りや広場をクリスマスマーケットの会場にしているため、2020年の開催では規模の縮小を免れません。ですが、シュパンダウ要塞での開催は規模に負けない魅力にもなります。16世紀に建てられた要塞であるため、歴史を感じられる雰囲気を楽しむことができるでしょう。実際にシュパンダウ要塞では中世の世界観をテーマとしたお祭りが開催されるなど、歴史を持つ空間には特別な魅力があります。それをクリスマスマーケットと合わせて楽しめるのであれば、訪れる価値があるでしょう。


シュパンダウのクリスマスマーケット / Spandauer Weihnachtsmarkt

開催期間:2020年11月23日〜12月23日

会場:Zitadelle Spandau  / Am Juliusturm 64, 13599 Berlin


シュパンダウのクリスマスマーケットの開催内容について


2020年はコロナウイルスのためクリスマスマーケットは大きく変更される可能性があります。Berlin Easy Stayではそうした情報もお伝えします。


Berlin Easy Stay で紹介しているコロナウイルスの最新情報は下記より確認できます。

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