12月も半ばに入り、クリスマスまで2週間を切りました。今年のベルリンは例年に比べるとそれほど寒くなく、今のところ雪は降っていません。長期予報でもクリスマスまで雪が降ることは無いようです。ただし氷点下まで下がる日も無いため、例年に比べるとそれほど寒さを気にせずにクリスマスマーケットを楽しめそうです。そんなクリスマスマーケットですが、今回はベルリンのお勧めのクリスマスマーケットの一つ、シャルロッテンブルク宮殿のものを紹介したいと思います。
2020年のベルリンのクリスマスマーケットについては、こちらの記事で紹介しています

シャルロッテンブルク宮殿があるのは、ベルリンの西エリアの中心部。ターミナル駅の一つである動物園駅(Bahnhof Zoologischer Garten)からバスで5分ほどのところにあり、比較的簡単に訪れることができます。宮殿は17世紀末に建てられたバロック様式の建物で、観光名所の一つとしても知られています。また宮殿の北側には広大な庭園が広がり、市民の憩いの場所ともなっています。クリスマスマーケットは、そんな魅力的な宮殿の前で開催されるのです。

シャルロッテンブルク宮殿前で開催されるマーケットは、宮殿の前にあることもあってか、他のマーケットよりも落ち着いて楽しめるようになっています。例えば出店しているお店。屋台による食べ物やクリスマス飾りのお店だけでなく、仮設の建物で食事や買い物が楽しめるお店が幾つか出店しています。そのため寒空の中で過ごすのではなく、落ち着いて買い物や食事を楽しむことができます。今年は例年ほど寒くはありませんが、それでも夜は冷え込むため、個人的にはお勧めのポイントの一つです。

クリスマスマーケットのライトアップと言えば、ジャンダルマンマルクトのマーケットがベルリンでは有名ですが、こちらのものも負けていません。会場のシンボルとなるシャルロッテンブルク宮殿は様々な色でライトアップされ、マーケットに華やかさを与えています。宮殿の広場には幾つかの彫像が立っていますが、そうしたものもライトアップされて、クラシックでロマンティックなマーケットの雰囲気を盛り上げていました。

このようなマーケットですが、何より印象に残ったのは会場内で行われていたミニコンサート。クリスマスマーケットのホームページに記載されていないため、どのような形で行われているかわかりませんが、私が訪れた際には、会場内の三ヶ所でミュージシャンが楽器の演奏を行なっていました。そのため楽器の演奏をバックにして、買い物や食事を楽しむことができました。今回はたまたま多くのミュージシャンがいただけかもしれませんが、運が良ければ、こうした演奏を楽しめるかもしれません。

シャルロッテンブルク宮殿でのクリスマスマーケットは、そのロケーションに合わせた落ち着いて楽しむことができる魅力的なものです。ベルリンのクリスマスマーケットを訪れるのであれば、ぜひ訪れてみてください。
Weihnachtsmärkt vor dem Schloss Charlottenburg
日程:2019年11月25日から12月26日まで
住所:Spandauer Damm 20-24, 14059 Berlin
開催時間:月から木曜 14:00〜22:00、金から日曜12:00〜22:00
12月25日と12月26日 12:00〜20:00
入場料:無料
2019年のドイツで開催されるクリスマスマーケットはこちらで紹介しています。
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